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自身が開発‧購入したウィールグッズで遊ぶ
子どもたちの姿を見ると幸せな気持ちになる 自身が開発‧購入したウィールグッズで遊ぶ子どもたちの姿を見ると幸せな気持ちになる

マーチャンダイズ本部 インパルス/シーズナル商品部 シニア‧バイヤー
2013年入社K.H

担当カテゴリーの商品を国内外で開発‧購入し
販売後の数値管理までを一貫して担う

入社3年目にバイヤーズ・アシスタントから自身で担当カテゴリーを担うバイヤーになりました。現在はチームのマネージメントも担うシニア‧バイヤーとして、ウィールグッズ(子ども用自転車、三輪車、キックボード等)を担当しています。夏物、ハロウィン、クリスマスなどのシーズナル商材担当のバイヤーのサポートもおこないますので、最も多くのカテゴリーをカバーしているバイヤーの一人と言えますね。
商品をメーカーから購入する場合の仕事の流れは、情報収集‧トレンド分析、全店で 取り扱う商品の選定と仕入れ、価格の設定、販売計画とプロモショーション戦略の立案、販売開始後の数値管理、販売の継続または非継続の判断、という形になります。 私のチームの取引先となるメーカーは約100社。半数以上は、中国やベトナム等のアジア圏内に自社工場を持つ海外のメーカーです。

自社開発のオリジナルブランドやOEM(オリジナル製品の製造)はメーカーの工場と直接やりとりすることがほとんどです。現地へ飛び、サンプルを手にしながら改善点などをリクエストします。新規メーカーと取引する場合も現地の工場へ行き、生産ラインを確認します。トイザらスにはコスト効率の高い大量納品が可能なのでメーカーからの期待値も高く、開発‧製造スピードはきわめて速いです。それでも店頭に商品が並ぶのは、早くて企画立案から半年後。安全性の保証が不可欠なウィールグッズは1年以上かかることも少なくありません。いずれにしても求められるのは、探求力と洞察力、PDCA(Plan-Do-Check-Act )をスピーディに回す力。展示会への参加を含め、海外取引先との仕事に抵抗がないことも重要な資質の1つだと思います。

これまで続けてきたやり方が正しいとは限らない。
常識を疑い、変革をリードして成果を出す

バイヤーになってよかったと思うのは、クリスマスや春夏の大型商戦に向けて、自身が選定した商品、企画から関わってきたオリジナルブランド商品が売り場に並んでいるのを見たとき。そして、公園などでそれらを使って遊んでいる子どもたちの姿を見たときですね。特に感動するのは、それが子ども用自転車やキックボードだったときです。トイザらスのウィールグッズはタイヤ、フレームに他社製品にはない特徴がありますので、すぐに見分けることができます。選んでいただいたことに感謝し、その経緯や理由を想像しながら眺めています。

難しい課題の解決方法をチームのメンバーやメーカーの方、店舗のチームメンバーと一緒に検討‧実行し、成果が表れたときも大きな達成感があります。たとえば、今取り組んで いる自転車のディスプレイ方法の改善もその一つです。これまでずっとゴンドラ式の背の高い什器を使って展開していたのですが、あるとき「お客様にとって本当に 選びやすい環境なのか?」と疑問を抱きました。すぐに関連部署メンバーや店舗のチームメンバーと意見交換し、改善に着手。以来、一つの店舗で成果が出れば同規模の店舗へ横展開するという方法で継続し、現在は全体の3分の1の店舗で新ディスプレイの導入が完了しています。各店舗や他部署と細かな調整が必要なため全店舗に展開するにはもう少し時間が必要ですが、いい仕事ができていると感じています。

日本一の子ども用自転車販売店にして
新たなカテゴリーにチャレンジしたい

仕事で常に意識しているのは、お客様の目線で考えること。決断しなければならないとき、判断を求められたときは、お客様に喜んでいただけるかどうかを基準にしています。そして社内外を問わず、仕事でかかわるすべての人に対して誠実でありたいと思っています。
そう考えられるようになったのは、バイヤーズアシスタント時代を含めて6年間、直属の上司だった方に出会えたおかげです。お客様の目線で物事を考えることの大切さ、数値分析の手法、取引先との交渉術、商品の良し悪しを見分けるポイント。私はバイヤーの仕事のすべてをこの方に教わることができました。

トイザらスを日本一の子ども用自転車販売店にすること。それが今の目標です。ライバルは強力ですが、取り扱っている商品には胸を張れますので、プロモーションを工夫して認知度を高めていきたいですね。この目標が達成できれば、新たなカテゴリーに挑戦したいと思っています。知育商品やアパレル関連などはお客様の関心が高くなっているカテゴリーであり、売上も伸びていますので、今以上に大きな責任とやりがいを感じられるのではないかと思っています。将来的には、複数のバイヤーを統括して部署全体をマネージメントする部長職(DMM/ディビジョナル‧マーチャンダイズ‧マネージャー)をめざしていきます。その夢を叶えるためにも、心身とも健康でいなければと思っています。

1日のスケジュール

6:30
起床近所のお寺までのジョギング(4km)が日課。家事(掃除・洗濯)を出かける前に済ませる。
9:30
出社前日の売上を確認し前日の終業後に届いたメールに返信。コアタイムなしのフレックスタイム制なので、スケジュールに応じて出社時間も調整。
11:00
商談自転車、キックボードなど、担当カテゴリーのメーカーとの商談。来シーズン向けの商品や、売り場の販促物の価格等について話し合う。
12:30
昼食オフィスは川崎駅に隣接。周辺でおいしいお店を探すのも楽しみのひとつ。
13:30
デスクワーク3~4ヵ月後に販売を開始する商品を選択し、プロモーションプランを検討する。
15:00
ミーティングマーケティング部などの他部門との打合せ。クリスマスなどの商戦向け戦略を検討。
16:00
ミーティングチームメンバーと打合せ。それぞれが担当している業務の進捗状況について報告・共有する。
17:00
サンプル確認台湾・中国の工場から届いた商品サンプルをチェック。改善すべき点をまとめてメーカーに報告し、状況によってコスト交渉もおこなう。
19:00
デスクワークプレゼン用資料の作成、社内外から届くメールへの返信など。
20:00
終業帰宅後の晩酌が仕事の活力。
24:00
就寝

オフの過ごし方

終業後の楽しみはお酒。週に一度は飲みに行きたいところですが、最近は晩酌用のお酒を探すのが楽しくなってきました。趣味はカメラ。
夕暮れの風景や季節の花を撮るのが好きですね。花で特に好きなのは紫陽花で、毎年シーズンになると千葉や鎌倉の名刹に出かけて撮影。お気に入りの作品はプリントしてオフィスのデスク周りに飾っています。スポーツではバスケットボールが好きで、大学時代の友人とつくったチームでプレーを続けています。ポジションはシューティングガードです。