Workstyle
すべてのチームメンバーが自信と誇りを持って
接客と売り場づくりができる店舗にする すべてのチームメンバーが自信と誇りを持って接客と売り場づくりができる店舗にする

店舗運営本部 店長
2003年入社K.T

出産‧育児の経験を店舗づくりに活かす
『サイド バイ サイド ストア』の店長

川越店の店舗形態は、トイザらスとベビーザらスを併設した『サイド バイ サイド ストア』(併設型店舗)。チームメンバーは副店長3名、アソシエイト(パート・アルバイト従業員)35名で編成しています。チームメンバーは子育て経験のある女性が比較的多く、自転車やベビーカーなど特定のカテゴリーのスペシャリストも揃っている店舗です。私はこの川越店で店長に就任した後、産前‧産後休暇、育児休業を取得しました。1年3ヵ月後に復職し、現在は時短勤務(7時間)で売上分析や経理管理、スタッフの育成、業務プランの作成などの店舗マネージメントをおこなっています。

トイザらスには産休‧育休を取得したチームメンバーをサポートする制度『パパ‧ママアシスト』があり、復職する店舗やポジション、勤務時間については早い時期から相談していました。特にありがたかったのは、引き継ぎ完了後も一定期間、前任の店長が残ってサポ−トをしてくれたことです。ブランクのあるなかで初めての時短勤務は戸惑うことが多く、生活も落ち着かない状態でしたので本当に助かりました。出産‧育児を経験して良かったと思うのは、育児を通して感じた戸惑い、驚き、感動などを店舗での売り場づくりや接客サービスに落とし込めたことです。たとえば、お客様ご持参のエコバッグへの袋詰めの時や、ベビーフードの月齢表示、授乳室のレイアウト変更など。感謝の声をいただく機会も増え、いい方向に進んでいると思います。

チームメンバーの成果を正当に評価し
褒め称えることでモチベーションを維持

自らがモチベーターとなってチームの結束力を高め、全員が当事者意識を持って問題解決に取り組める店舗にする。川越店の店長に就任したとき、私はそう決意しました。そして今、最優先に考えていることは、すべてのスタッフに自信と誇りを持って仕事をしてもらうことです。特に毎日多くのお客様と接して売上をつくっているチームメンバーの成果は、正当に評価して褒め称えてあげたいと思っています。

そのために積極的に活用しているのが「Good Jobカード」です。これは、相手の良いところを認め合い、気持ちを伝え合うためのコミュニケーションツールです。トイザらスではオンラインカードを全社的に導入しており、スマホやPCから簡単に送信できますので、お客様への対応が良かったとき、サポートがありがたかったときなどにコメントを添えて送っています。私自信もカードが届くとすごくうれしいので、忙しいときも後回しにしないように心がけています。
また、仕事のモチベーションを維持するにはワークライフバランスが大切ですので、お子さんの誕生日や記念日の休暇取得を推進しています。みんなに気兼ねなくお休みを取ってもらえるよう私自身がスタッフのパーソナルデータをもとに勤務表を作成して「この日は休んでくださいね」と伝えることもあります。

自身とチームメンバーの発想、取り組みの成果を
お客様の反応と数字で受け止められる

店長の仕事の魅力は、自身のアイデアやチームメンバーの意見を売り場に反映できることです。川越店はおもちゃのサンプルで遊べるプレイスポットが多数あり、ブラックフライデーセールやポイントカード会員さま向けのキャンペーンも毎回大きな反響がありますので、企画段階からいつもワクワクしています。その結果をお客様の反応と数字で受け止められるのもこの仕事の魅力ですね。

店長に就任して最初の成功体験は、昨年の夏です。それまでサンプルを天井から吊るしていた子ども用プールをフロアにおろして展示。さらにショッピングセンターの許可を得て通路やホールなどの共用スペースにもサンプルを並べたところ、前年度を大きく上回る売上を記録したのです。これは「多くの子どもたちに触ってほしい」というチームメンバーの思いから生まれた発想でした。それが子どもたちの想像力を刺激したのだと思っています。
当面の目標は、今、全店で取り組んでいる接客サービスの強化で成果を上げることです。「サイド バイ サイド ストア」はベビーカー、チャイルドシートなど高価格帯商品の取り扱いも多いので、この機会にお客様目線での接客をすべてのスタッフに浸透させたいですね。
仕事と育児の両立ではまだまだ試行錯誤が続くと思いますが、トイザらスは育児休業からの復職率が高い会社です。他店舗や本社で育児と仕事を両立しているチームメンバーと力を合わせて新たなサービスやプロモーション方法を創出できればと考えています。

1日のスケジュール

5:45
起床朝食、家事(掃除・洗濯)、子どもの登園準備を済ませてから出かける。通勤時間は車で約40分。
8:45
出社セールスレポートで前日の売上、他店比・前年比の数字を確認。その後、早番の副店長と同じ目線で当日の予定・タスクを確認する。
9:15
朝礼前日の数字、副店長との打合せ事項、お客様アンケートの内容などをチームメンバーと共有。
9:15
バックヤード業務入荷商品を把握するためレシービング(荷受け作業)に参加。
10:00
開店開店後は荷受けした商品の仕分け作業、オンラインで注文された商品の出荷作業のフォローなど。状況に応じて接客もおこなう。
12:40
ミーティング遅番の副店長と午後から閉店までの予定・タスクを確認。続く昼礼で遅番のチームメンバーにその内容を通達し、共有する。
13:00
昼食交代で食事。休憩室を利用することが多い。
14:00
売り場業務売り場を見て商品の補充やサンプル展示の修正などをチームメンバーに指示。来店した商品部のバイヤー、ディストリクト・マネージャーに要望を伝えることも。
16:30
引き継ぎ時短勤務中の副店長の終業時間。やり残していることがあれば他の副店長へ引き継ぐ。
16:45
夕礼・終業品切れ、在庫が不足している商品などの情報を共有。やり残したことがあれば、引継ぎを行い、閉店までの作業を確する。子どもを保育園に迎えに行き、夕飯の支度。家事・育児はシェアしているが夫は遅番のため、寝かしつけまでワンオペになることが多い。
23:45
就寝

※1ヶ月単位の変形労働時間制

オフの過ごし方

夫もトイザらスのチームメンバーです。子どもの急病に対応するため休日が被らないようにしているので子どもと2人で公園で過ごします。近所にたくさんあるので面白そうな遊具があるところを探して出かけています。その後は一週間分の食材を買いに行きます。買い物がてら競合店に出向き、顧客目線で商品やサンプルの展開方法や店内の様子を確認したりもしています。
音楽フェスが好きで、出産前は全国を巡っていました。今の夢は家族揃って東北最大の「アラバキロックフェス」に行くこと。子どもと一緒でも安心して楽しめるフェスなのでその日が待ち遠しいです。