1985年、アコードとシビックの間を埋めるハッチバック車であったクイントのモデルチェンジにあたって使用されるようになったインテグラのサブネーム。当初はクイント インテグラが正式名称だった。クイント インテグラは全車DOHCエンジンを搭載するなどスポーティ イメージを強調したシビックの兄貴分的な車種となった。1989年のモデルチェンジではクイントの名称が外されて、シンプルにインテグラと呼ばれるようになる。またインテグラはホンダが北米で展開している上級/スポーティ・ディビジョンのアキュラのエントリー車種としての役割を担っていた。ホットウィールがモチーフに選んだのは1993年にデビューした3代目インテグラをベースにストリートで速く走るための改造が施された、アメリカで言うところの“チューナー”仕様。ポイントとなるのは、フロントマスクがアメリカ仕様の小型丸型4灯ヘッドライト(通称深海魚顔)ではなく、日本仕様の横長台形ヘッドライトに変更されている点で、これはアメリカの実車の改造トレンドに則ったものとなっている。