1994年、大成功を収めた80シリーズの後継車種として登場したA4。
同車をベースにエンジンの高出力化やサスペンションの強化を行ったのが、ホットウィールがモチーフにした2代目S4で1997年に登場している。
エンジンは265馬力を発生するV6 DOHC 2.7リッター・ツインターボエンジンを積み、これに6速M/Tとフルタイム4WDを組み合わせたスポーツカー顔負けのメカニズムで、最高速度は250km/h超をマークした。
R8はアウディ初の市販ミッドシップ・スーパーカーとして2006年に登場。駆動方式は同社お得意のクワトロ(4輪駆動)を採用して乗り手や路面状況を選ばないスーパーカーとして高い評価を受けている。
2016年には2代目が登場。ホットウィールが再現したのは、2代目R8をモータースポーツ参戦(GTワールドチャレンジ、スーパーGT、DTMなど)を前提に改造した競技用ベース車のLMSで、車重は標準のR8よりも400kg以上も軽量化された他、4輪駆動から後輪駆動化されるなど、レースに特化した変更を受けている。
R8 LMSは現在にいたるまで様々なレースで100勝以上をマークし、40個以上のタイトルを獲得するなど、史上もっとも成功した市販車ベースのレースカーとの呼び声も高い。