全幅約2m、全長5m前後、そして全高2m程度と、日本で見れば小山のように見える大柄なボディを持ち、パワフルかつ大排気量のV8を主力エンジンとすることで知られる、アメリカのフルサイズバン・カテゴリー。フォード、シボレー/GMC、そしてダッジがそれぞれフルサイズバンを長らくラインアップしてきた。ホットウィールがこの度新金型アイテムとしてデビューさせたのは、ダッジのフルサイズバン、ラムバンシリーズの第2世代(1979~1997年)だ。すでにホットウィールではベーシックカーとして初代(1971~1978年)と3代目(1998~2003年)を製品化しているので、ラムバンの全世代が網羅されたことになる。今回のリリースでは2003年公開のアメリカのコメディ映画、『オールドスクール』に登場する劇中車をモチーフに選んでおり、漆黒のボディに5本スポークのホイール、サイドマフラーや「しずく型」のサイドウィンドウなどその再現度は極めて高い。劇中車を知らなくても、フルサイズバン好きにはたまらない仕上がりだ。