トヨタ車のタフネスさと信頼性の高さを世界中に知らしめることになった、3代目ランドクルーザー(FJ40系)。
1960年から1984年まで世界各国で販売されたFJ40系は、生産を終えた今もトヨタのクロカン車、ひいてはトヨタ車全体のアイコンとしてコレクターズカーとして愛されている。そんなFJ40系をトリビュートしたモデルとして、2006年にアメリカで発売されたのがFJクルーザーだ。
シャシーやメカニズムの多くはトヨタの輸出向けピックアップトラック、タコマのものを流用しつつ、FJ40系のデザインを近代的にアレンジしたスタイルも評判となり、大ヒット。日本でも同車の購入を望む声が多かったことから2010年末に販売が開始された。
ホットウィールがモチーフとしたのは、『ワイルド・スピード』シリーズの第10作、『ファイヤーブースト』で、敵役、ダンテの私設軍隊の車両として武装したFJクルーザーである。