LUVと書いてラブと読む車名を持つ、この小型のピックアップトラックはシェビーことシボレー車として1972年から1982年まで販売された。
実際は当時GMと提携関係にあった日本のいすゞがファスターとして売っていたクルマのバッジエンジニアリング仕様で、どことなく日本車風に見えるのがそのためだ。
当時、GMはこうした小型ピックアップを製造するノウハウが無かったが、1982年に同社初の小型ピックアップ、S10シリーズの製造に漕ぎつけ、入れ替わりでLUVの販売は終了している。
ホットウィールではLUVにアメリカ車用の強力なV8エンジンを搭載して、後輪に太いタイヤを履いた“プロストリート”スタイルにカスタムした車両をモチーフに選んでいる。バンパーを取り除いたレーシーなフロントマスクも魅力。