1963年に現在のマツダの前身、東洋工業から発売となった初代ファミリア。軽自動車派生ではない、普通乗用車として専用設計された初のマツダ車である。323はファミリアの輸出仕様に冠せられた車名で、4代目から使用されるようになった。ファミリアの車名は2003年にアクセラへと変更され、現在は日本仕様もアクセラの輸出仕様名であったマツダ3(スリー)に統一されている。マツダは6代目ファミリアに日本車初のスポーツ・フルタイム4WD仕様を設定するとWRC(世界ラリー選手権)のグループAカテゴリーに参戦し健闘を見せるようになる。ホットウィールがモチーフに選んだのは7代目ファミリアの輸出仕様で、ラリー用に210馬力までパワーアップしたエンジンを搭載したGTRだ。