BOSS 302は第2世代のマスタングをベースにし、1969年に登場した当時アメリカで人気のあった、SCCA トランザム・シリーズというレースの参戦資格を得るために製造されたスペシャルモデル。当時のマスタングのスポーツグレードのメインエンジンは351cu.in.(5,751cc)のV8だったが、BOSS 302はSCCAトランザムレースのV8エンジンは5リッター以下という規定に合わせて302cu.in.(4,948cc)の排気量から290馬力を発生するV8エンジンを搭載し、前後スポイラーが装備されている。ホットウィールではBOSS 302の特徴でサイドの「C」文字型ステッカーやブラックアウトされたエンジンフードなどを実車に忠実にプリントしている。