室内遊具
メリット
子どもの運動発達の専門家、
杉原先生が教える
室内遊びのここがすごい
1歳~6歳頃まで(幼児期)にいろんな動きをすることで運動能力がUPします。理想は1日1時間以上。外で遊べない時には体を動かす室内遊びを積極的に!
“遊び”が
運動神経を育てる
運動神経を良くしたいなら、幼児期に特定のスポーツに絞り込むよりも、脳をグーンと発達させる「運動遊び」(フィジカルエデュケーション)が効果的です。「寝転ぶ」「はう」「すべる」「こぐ」「転がす」「登る」「ぶら下がる」など、遊びの中でいろんな動きをすることがポイントです。
パパ&ママが
できること
大人が場所や遊具を整え、楽しく遊べる時間を作ってあげることがとても大切です。手助けや声がけ、一緒に遊ぶのはOKですが、やり方を指導したり、上手・下手などの評価を下すのはNG。“よくがんばったね”とか“楽しかったね”などと共感してあげましょう。集中して遊べる安全な場所として、室内遊具はおすすめです。
1日1時間以上の
運動遊びを
幼児は1日1時間以上、活発に体を動かすことが大事です。天候に関わらず暮らしの中に毎日運動遊びを取り入れましょう。全身を使える室内遊具があると気軽に日常の中に遊びを取り入れられますね。
社会性や頑張る力も
身につく
フィジカルエデュケーションはたくましい心も育てます。どうやったらうまくいくかを考えたり、自分の考えを友達に言葉で伝えたりすることで、知的能力もグングンUP。決めたルールを守って楽しく遊ぶことによって社会性や頑張る力も自然と身につきます。
杉原隆先生 プロフィール
東京学芸大学名誉教授、(一財)田中教育研究所所長。専門はスポーツ心理学。文部科学省の委員として幼児運動指針の策定などに関わっている。
通常、フィジカルエデュケーションは学校での「体育」の意味で使われていますが、本サイト内では運動遊びにより心身の成長と発達を促すための幼児期の教育的な活動という意味合いで使用しています。