おしゃぶりのメリット・デメリット
ベビーがぐずった時や、眠ってくれない時に使うと有効なおしゃぶり。新生児期におしゃぶりを使う際のメリットと注意点をご紹介します。メリット・デメリットを理解したうえで、上手に取り入れましょう。また、おしゃぶりは習慣になってしまうので、頼り過ぎはNG。あやしたり、話しかけたり、ベビーとのコミュニケーションが減らないよう気をつけましょう。
出産・子育てに必要なグッズ・必要数・必要度がひと目で分かる準備リスト。マイリスト機能が付いているから、自分だけのオリジナルリストが作れます。うまく活用して出産・子育て準備を進めてくださいね。
まずは出産・子育て準備リストから揃えたいアイテムを「マイリストに追加」ボタンを
タップして、自分だけのリストを作りましょう。
「マイリスト」を作成したら、さっそく準備スタート!
アイテムの必要数などチェックして、揃えていきましょう。
準備できたアイテムには「準備済」ボタンをタップ。管理がしやすいです。
※準備済みボタンは、マイリストの中でのみタップができます。
準備の進捗状況は、「ハートメーター」でチェック♪
100%を目指して、計画的に準備を進めてくださいね!
ページの最後には、専門家監修の育児情報や、先輩ママのアドバイスも
掲載しています。お見逃しなく!
ベビーの発育は、ママから届く栄養が頼り。妊娠中に、積極的に摂っておきた
い6つの栄養素を覚えて食生活に取り入れましょう。
水溶性のビタミンB群の一種。赤血球やたんぱく質の合成に欠かせない栄養素。ベビーのからだの各器官が形成される初期は、不足しないように注意が必要です。厚生労働省は妊娠前4週~妊娠12週にかけてサプリによる摂取を推奨しています。
鶏・牛のレバー(※)、焼きのり、乾燥わかめ、枝豆、ほうれん草、ブロッコリー、モロヘイヤ、にら、緑豆もやし、パプリカ
成人女性:240㎍
妊娠中:480㎍
授乳中:340㎍
ベビーの認知機能や体重の増加に欠かせないミネラル。ママの産後の疲れや、うつ予防にも効果があります。吸収率の高い「ヘム鉄」を多く含む赤身の肉や魚がおススメ。ビタミンCが豊富な野菜と一緒に摂ると、さらに吸収率がアップします。
牛赤身肉、牛・豚・
鶏のレバー(※)、マグロ、
カツオ、イワシ、アサリ、納豆、
小松菜、ほうれん草
成人女性:10.5mg
妊娠中:[初期]9mg
:[中・後期]16mg
授乳中:9mg
脂溶性ビタミンの一種。水に溶けにくく、油脂に溶けやすい性質を持っています。ベビーの骨や歯の主成分であるカルシウムの吸収を促します。不足するとくる病や低身長などの原因にもなるため、意識して摂取するようにしましょう。
卵黄、しらす干し、
サンマ、サケ、イワシ、
メカジキ、サバ、干ししいたけ、
きくらげ、エリンギ
成人女性:8.5㎍
妊娠中:8.5㎍
授乳中:8.5㎍
骨や歯の材料になるミネラル。ビタミンDと一緒に摂取すると吸収率がアップ。
牛乳、ヨーグルト、チーズ、ごま、
小魚、小松菜、大豆製品
成人女性:650mg
妊娠中:650mg
授乳中:650mg
筋肉や血液、歯、内臓をつくる上で重要な栄養素。脳の発達を促す効果もあり。
牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、卵、
大豆製品
成人女性:50g
妊娠中:75g
授乳中:70g
DNAの合成や細胞の成長・分化に関わる栄養素。不足すると早産になることも。
牛肉、豚肉、牡蠣、チーズ、納豆、
きなこ、高野豆腐
成人女性:8mg
妊娠中:10mg
授乳中:12mg
※レバー類はビタミンAも多く含むため、妊娠初期の過剰摂取は避けましょう ※1日の摂取目標量は18~49才女性の目安 ※「日本人の食事摂取基準」(2020年版)より
監修/那須由紀子 管理栄養士
からだをゆったりと包み込み、動きやすさをサポート。妊娠中から使えて、産後の体型維持にも役立つマタニティインナーはママの強い味方です。
平均的に、妊娠前よりバストは約10~15㎝、腹囲は約30㎝もサイズアップと、妊娠中のからだは大きく変化します。マタニティインナーは、この変化の激しいバストやおなかをしっかりサポートし、からだを冷えから守るなど、普段の下着よりも機能的な役割があります。また、妊娠中はホルモンの変化で肌が敏感になりやすいので、低刺激な素材を選び、肌トラブルを防止していきましょう。
・ブラジャー
・ハーフトップ
・ショーツ
2~4枚
4~6枚
5~10枚
妊娠中のからだの変化を考えて作られているマタニティインナーは、この時期から使うのがおススメ。ブラジャーは乳腺の発達をサポートしながら、圧迫せずバストを支えてくれます。ショーツは、おなかを冷えから守ってくれる、すっぽり覆うデザインのものや、着崩れを気にせず着用できるローライズタイプなど種類もさまざまあります。
2~3枚
・腹巻タイプ ・パンツタイプ
・サポートベルトタイプ
腰や背中の負担を軽減。重くなるおなかも安定して支えます。継続して使用することで産後の尿モレや骨盤臓器脱の予防にもつながります。生活スタイルやからだの変化に合わせ適したものを選びましょう。
らくな着心地が最大のメリット。おなかを圧迫しないよう作られているのでノンストレス!
産 褥 ショーツ
3~4枚
産後のパッド交換時に便利な産褥ショーツ。股下開閉か全開タイプがあります。
1~2枚
産後は骨盤がゆるんでいるため体型を整える絶好のチャンス!体調が回復したら取り入れてみて。
監修/岩田美也子先生 助産師・いなだ助産院 院長
戌(犬)は多くの子を産み、
“お産が軽い”ということから
「安産の守り神」といわれて
います。そのため妊娠5ヵ月の最初の戌の日に、腹帯を巻いて神社へ安産祈願をすることが、古くからの風習となっています。
戌の日カレンダー
ピンクは大安日
11月 10日(水)・22日(月)
12月 4日(土)・16日(木)・28日(火)
1月 9日(日) ・21日(金)
2月 2日(水) ・14日(月)・26日(土)
3月 10日(木)・22日(火)
4月 3日(日) ・15日(金)・27日(水)
5月 9日(月)・21日(土)
6月 2日(木)・14日(火)・26日(日)
7月 8日(金)・20日(水)
8月 1日(月)・13日(土)・25日(木)
9月 6日(火)・18日(日)・30日(金)
10月12日(水)・24日(月)
ベビーとのハッピーで快適なお出かけに欠かせないベビーカー。さまざまな
機能性や使い勝手から、ご家庭にベストな一台を選びましょう。
新生児から使えるA型ベビーカー、腰のすわった7ヵ月頃から使えるB型ベビーカー、走行性の良い3輪ベビーカーに大きく分類されます。さらに、そこから
「両対面」or「背面のみ」
「4輪キャスター」or「2輪キャスター」or「3輪」
「軽さ重視」or「機能性重視」
などで絞り込み、選んでいきます。
対面・背面の両方に切替えが可能な2WAYタイプ
背面だけなので、フレーム構造がシンプルで操作性がバツグン
前輪・後輪のロックがハンドル切替えに連動し、自動で切替わる機能。対面で曲がる時もスムーズに
タイヤが大きいものが多く、デコボコ道や溝などがあっても走行性が◎
オールマイティな一台!
オート4輪&両対面式の
高機能ベビーカー
自分にも赤ちゃんにも細かく行き届いた機能がたくさんあるベビーカーが欲しくて高機能タイプをチョイス!オート4輪は対面でも背面でも押しやすく、小まわりがきくので、日々のお出かけにとても重宝しています。
ちはるママ 29才 神奈川県
・購入時期 : 妊娠9ヵ月
・お住まい : マンション
(駅から徒歩6分)
・車 : セダン
荷物がたっぷり入る!
両対面式スタンダード
タイプ
徒歩圏内で日々の買い物を済ませることが多いので、座面下のバスケットが大きいことがマストでした!荷物を前からも後ろからも入れられるタイプでとっても満足です!
よしほママ 24才 神奈川県
・購入時期 : 妊娠11ヵ月
・お住まい : 一戸建て
(駅から徒歩15分)
・車 : なし
軽くて持ち運びがらくちん!
コンパクトタイプ
ママは小柄なので、大きくて運びにくいベビーカーはNG。また、車移動が中心なので、機能性よりもお手頃価格&コンパクトサイズを重視して選びました。
ひろしパパ 30才 埼玉県
・購入時期:妊娠9ヵ月
・お住まい:一戸建て
(駅から徒歩13分)
・車:ワゴン
段差への対応力はピカイチ!
スタイリッシュな3輪バギー
大型でメンテナンスフリーのタイヤで、段差やでこぼこ道の衝撃にはとても強いです。アウトドアに映えるかっこいいデザインも購入の決め手でした。
デイビッドパパ 38才栃木県
・購入時期:妊娠8ヵ月
・お住まい:一戸建て
(駅から車で15分)
・車:SUV
ベビーグッズの中でも、長い間活躍するチャイルドシート。お産の退院時か
らすぐ必要になるので、リサーチは早めに始めるのがおススメです。
新生児から12ヵ月頃までの「ベビーシート」、もっともラインナップが多い新生児から4才頃まで使える「ベビーチャイルド兼用シート」、法定使用義務期間(6才未満)を1台でまかなうことができる「ロングユースタイプ」の3種類があります。
装着方法は2通り
タイプもさまざま
日本では2006年に欧州安全基準「R44/04」が導入されました。その次世代基準となる「R129」が近年導入され、現在、2つの基準のチャイルドシートが販売されています。
衝突試験 | 使用期間の基準 | シートの向き | |
---|---|---|---|
R129※1 | 前後+ドア側からの衝突 | 身長に合わせる | 15ヵ月未満まで後向きシート ※15ヵ月未満の幼児に対して前向き使用禁止 |
R44/04※2 | 前後からの衝突 | 体重に合わせる | 12ヵ月頃まで後向きシート ※体重9kg(12ヵ月頃)まで前向き使用禁止 |
※1 UN-R129とは、「国連の車両・装置等型式認定相互承認協定」に基づく改良型幼児拘束装置に関する規則 ※2 UN規則No.44(幼児拘束装置)
安全性を
とにかく重視!
(ちかママ 27才)
私ひとりで正しく設置できるか不安だったので、取付けがかんたんなISOFIXを選びました。回転するタイプで、乗せ降ろしもラクで助かってます!
軽くて車種を
選ばないから!
(いつきパパ 35才)
車をママと別々に所有しているので、乗せ替える必要があるのと、古い車のため、どんな車種でもOKで、比較的コンパクトなシートベルト固定タイプを選びました!
ベビーザらスでは、ベビーカー、チャイルドシート、ハイローラックご購入時に、安心補償が付いてくる「トイ・ワイド友の会」をご紹介しています。ご購入時に入会いただくと、いざという時も安心です。
補償期間3年
※ご入会には対象商品1台購入ごとに購入価格帯によって定められた会費(¥1,150~¥2,720)をお支払いいただきます※入会費は購入時のみのお支払いとなります※トイ・ワイド友の会の入会方法、規約、キャンペーンの詳細などについては店内設置のリーフレット及び当会HPにてご確認ください※ご購入後の入会はできません
忙しいママ・パパをサポートしてくれるアイテムが抱っこ紐。自分に合ったもの
を選べば、毎日の抱っこがぐっと楽しくなるはず。
抱っこ紐は大きく分けて3種類あります。
デザインやカラーもたくさんあるので、お店で試着して選んでみるのがおススメ。
たて抱きのみのタイプ
もっともスタンダードな抱っこ紐。肩と腰で負担を分散してくれる腰ベルト付きのタイプは、長時間のお出かけもらくちん!色やデザイン、素材のバリエーションが豊富なのも魅力です。
よこ抱きもできるタイプ
まだ首がすわらない新生児期から使用することができます。その後は、ベビーの成長に合わせて、たて抱っこ、前向き抱っこ、おんぶと4WAYで長期間活用できる多機能タイプ。
スリングタイプ
1枚の布でベビーをすっぽり包み込むスリングは、ダントツの密着度。フリーサイズなのでパパと共用もOKです。かさばらないため、折りたたんでバッグに常備しておくママも多いです。
サポート力が
バツグン!
肩と腰ベルトでしっかり負担を分散させてくれるタイプを購入。長時間の外出でも本当に疲れないので、助かっています。(あやこママ 27才)
フルメッシュタイプ
で快適
購入時にアドバイスをもらい、通気性の良いフルメッシュタイプを選びました。たて抱きの抱っこ紐は熱がこもりやすく、自分も暑がりなので心配したのですが、大正解でした!(仁パパ 43才)
赤ちゃんが快適そう!
退院時や1ヵ月健診など、お産直後から使うので、たてに抱くのが少し不安だった私は、よこ抱きもできるタイプをチョイス。寝ている時間が多い新生児期のよこ抱きは、赤ちゃんがとっても心地良さそうでした。(かほママ 25才)
いつでも顔を
合わせられる安心感
よこ抱きタイプは、赤ちゃんから常にママ・パパの顔が見えるので、安心して眠ってくれます。あやすときでも、表情がわかるので買って良かったです。(剛人パパ 34才)
サブ抱っこ紐としても!
スリングは、とにかくお手軽感が良いです。持ち運びしやすいし、お値段もリーズナブルなので、サブアイテムとして常に持っています!(さなママ 26才)
おしゃれなスリングは
パパでも◎
ラフでスタイリッシュなデザインが多いので、男性でもおしゃれする感覚で使えます。密着度が高いせいか、いつもスヤスヤ寝てくれてかわいいです。(悠仁パパ 33才)
成長を支えるベビー布団は、産後、最優先に必要なアイテム。1日の中で一番長くいる場所だから、快適なセットアップで眠りをサポートしましょう。
新生児期は1日のほとんどを寝て過ごします。こま切れに合計16時間ほど眠り、中には20時間眠るベビーも。安心して眠れて、ママもお世話しやすいよう寝室を整えましょう。体温調節が未発達で、骨がやわらかいベビーにとって、専用のお布団は安全で快適に過ごせるお城のよう。
うつぶせや寝返りでからだが沈まないよう、また窒息予防にも硬めの敷き布団が必須です。
ベビーの動きや呼吸を妨げないよう、ベビー専用の軽い掛け布団が基本。
ベビーは代謝が良く、大人の 3 倍の汗をかきます。丸洗いできる布団ならいつでも清潔に保てます。
こまめに洗い替えて清潔に。洗い替え用に2〜3枚あると便利です。
羽根布団の2枚組でオールシーズン対応可能。春夏は1枚で過ごし、 秋冬は2枚組と調整して使い分けます。軽さを重視して保温性や 通気性の良いものを選びましょう。
未発達な頭を支えるまくらはベビー専用の中央が凹んだドーナッツ型が主流。寝汗が多く汚れやすいので丸洗いできるタイプが必須。二つ折りに折りたたんだタオルでも代用可能。
ベビーは眠っている最中も手足をばたつかせるので、布団がはだけて寝冷えしがち。そんな時は、肩からからだを包んでくれるスリーパーがあると安心です。
汗をしっかり吸う、吸水性が高いものを選び、まめに洗い替えましょう。2〜3枚あると便利。
ほど良いクッション性があり吸水性に優れているのでシーツのムレを逃します。寒い日はボワ敷きパッドに変えても◎。
汗やおしっこのモレを防ぎます。速乾性が高いものが便利。
ベビーのからだが沈まない、適度な硬さの敷き布団を用意しましょう。
睡眠サイクルをヒントに、安全に過ごせること&家族みんながお世話しやすいこと、両方の視点から、ぐっすり眠れるスペース作りを。
ベビーの睡眠中は成長ホルモンが分泌されます。『寝る子は育つ』というように、すこやかな成長のために、快適な睡眠を与えてあげましょう。新生児の1日のサイクルは、昼夜の区別なく寝て過ごし、授乳やおむつ替えに寝たり起きたりのくり返しです。その後、成長とともに生活リズムが落ち着いてきて、起きて過ごす時間が増えてきます。
生後6ヵ月かけてベビーの睡眠サイクルはどんどん変化していきます。4ヵ月頃から夜は寝る時間が多くなり、昼は起きて遊ぶように。
ベビーは、遊びを通じて生きる力を磨いていくもの。五感に響くおもちゃが、遊びの質を高めてくれます。言葉をかけながら、みんなで一緒に遊んで、学んで!
ベビーにとって、周りにあるすべてが刺激になり学びとなります。低月齢のベビーの「遊び」は、からだを使う『運動』、五感を使う『感覚』、さらに、ママやパパなど他者からの働きかけによる『やりとり』や『あやし』が中心。とくに、五感を鍛えるために、おもちゃはぴったりの道具。0ヵ月の段階からくり返し刺激に触れることで、モノの性質を理解し、自分をとりまく世界を学んでいきます。そうすることで、思考力や判断力などが育まれていくのです。
そして、ベビーのいちばんの学び場はママとパパ。安心と信頼を寄せる、ママとパパのすべてを観察して、世界の成り立ちとしてとらえていきます。ふたりのニオイ、声や話しかけ方、表情や抱っこのゆらぎ......そのすべてが、五感の原風景に刻まれていきます。そのため、おもちゃで一緒に遊ぶ時は「〇〇ちゃん、これなーんだ?!」「はいどうぞ!」など、ジェスチャーや声かけをしながら遊ぶと効果的。コミュニケーションから、きずなが生まれ、言葉や文化まで取り入れていきます。
おもちゃ選びに迷ったら、月齢に見合うアイテムをセレクトしましょう。実際に売り場でベビーの反応を見て、やりとりしながら選ぶのも良いですね。おもちゃ選びのポイントは、なめても大丈夫な素材や形を選ぶこと。なめる行動を途中でやめさせることは、脳の発達の妨げにもなるため、安全なおもちゃを選びましょう。
新生児期
視覚より聴覚が
先に発達
音を鳴らし動くメリーが
良い刺激になる時期
視界はまだぼんやりですが音は聞こえています。メリーのように音を出し、動くおもちゃがおススメ。ママのおなかの中の音や心音を意識したおもちゃは泣きやみに効果があるそう。
生後1~2ヵ月
目の前のものを
追うように
視覚と聴覚を刺激する
ガラガラやモビール
目の前のモノを追えるようになり、視界が徐々に目覚める頃。赤・白・黒などコントラストの強い色調から識別しはじめます。シャカシャカ音や鈴の音など、音色のバリエーションも用意して。
生後3~4ヵ月
なめたり感触を
確かめる
好奇心アップ!
ベビージムにはしゃぐ姿も
首がすわり始め、手をなめたり眺めたりと感触を確かめ始める頃。おしゃぶりや歯固めはこの時期の定番。寝ながら手を伸ばせるベビージムは、目覚めたての好奇心をくすぐります。
生後5~6ヵ月
手を伸ばして
つかむ
仕かけ絵本や
鏡の不思議に夢中!
寝返りや腹ばいなど全身の動きとともに、モノをつかんで持ち上げるようになる頃。鏡つきの布絵本やベビージムの小物など、手に取って熱心にひとり遊びをするようなおもちゃがおススメ。
小さなウェア選びは楽しいけれど、種類がたくさんあって迷うもの。ショッ
ピングの前に知っておきたい、素材や機能などの基礎知識をチェック!
ベビーの汗腺の数は大人とほぼ同じなので汗腺の密度が高く、新陳代謝が活発でとっても汗っかき。皮膚トラブルを起こさないためにも、ベビーの肌にやさしい綿100%の肌着を選びましょう。綿素材は織り方や種類によって特徴がさまざまなので、季節に合わせた素材選びが大切です。体温調節機能も未発達なので、肌着にロンパースやドレスオールを重ね着し、状況に応じて体温調節をしてあげましょう。また、出産後はママの体調も不安定なので、ベビーウェアは妊娠中に準備しておくと安心です。サイズは70cm位までを用意しておくと良いでしょう。1ヵ月健診では外出用に防寒対策の帽子やアウターを忘れずに準備しておきましょう。
オールシーズンOK!!
通気性・吸汗性に優れています。薄く柔らかいので重ね着に適し、汗ばむ季節におススメ。
オールシーズンOK!!
伸縮性が高く柔らかな生地。ストレッチがきいており、季節を問わず肌着の定番の素材です。
オールシーズンOK!!
薄手でさらっとした肌触り。Tシャツに用いられる素材で、通気性が良く、年間通して使用できます。
オールシーズンOK!!
保温性が高く厚みがあるタオルのような生地。吸水性が良く、夏は温度調整の重ね着にも活躍。
やや厚手で、天竺やフライスよりなめらかでやさしい手触りが特徴です。初夏や秋冬向きの素材
生後6ヵ月頃までの肌着は短肌着を基本に、上にコンビ肌着や前開きロンパース肌着などを重ね着します。肌着などのベビーウェアの必要枚数は以下のとおりです。汗やおしっこで汚れやすい肌着は、1日に何回も着替えることがあるので多めに準備しておきましょう。
短肌着
5~6枚
コンビ肌着・前開きロンパース肌着
(長肌着でも可)
5~6枚
ドレスオール
2~3枚
ロンパース
4~5枚
新生児〜
3ヵ月〜
6ヵ月〜
12ヵ月〜
50
60
70
80
38・40
42
44
46・48
7〜8
7〜8
7〜8
9〜12
ー
ー
75
85
ー
11
11.5〜12
12.5〜13
S(35〜45)
M(48〜60)
L(70〜80)
LL(100)
毎日何度も行う授乳。姿勢を変えたり、正しい飲ませ方をすることでママの負担が
軽くなります。話しかけながら、表情や飲み具合なども確認しましょう。
たんぱく質、脂質、炭水化物などの栄養素やビタミン、ミネラルに加え、免疫物質も含まれた成長に必要なものすべてがひとつになった母乳は、ベビーにとって最良の栄養です。さらに、母乳の出を促す“オキシトシン”というホルモンは、子宮を収縮させる働きがあり、分泌されることで産褥期のからだの回復にもつながるといわれ、ママにとっても良い効果があります。ただ、十分に母乳が出ない場合や、体調が優れない時もありますので、粉ミルクや液体ミルクも取り入れながら母乳育児を楽しみましょう。
初めての育児は抱っこをする時も力が入りがち。新生児期は3時間おきに授乳するので、無理な姿勢や同じ体勢が続くと負担になり、疲れてしまいます。座り心地の良いイスや、らくな姿勢がとれるクッションを準備しておきましょう。ベビーのからだを支えてくれる授乳クッションを使ってみるのもおススメ。ベビーがしっかり乳首をくわえている状態を確認しながら、ときどき抱き方を変えてみましょう。
ベビーには吸てつ反射といって、口に入ってきたものを強く吸う反射があります。生まれてすぐから授乳できるのもそのためです。とはいえ、はじめはママも不慣れですし、ベビーの吸い方もうまくありません。少しずつベビーもママもお互いのコツをつかんで上手になっていきます。乳頭をしっかりくわえさせ、舌が波打つように動いているかを確認してみましょう。焦らなくても大丈夫。
乳輪が見えなくなるくらい、しっかりと乳首をくわえさせます。
おちょぼ口で、乳首だけをくわえているとうまく飲めません。飲んでいる時も様子をしっかり確認。
ベビーがぐずった時や、眠ってくれない時に使うと有効なおしゃぶり。新生児期におしゃぶりを使う際のメリットと注意点をご紹介します。メリット・デメリットを理解したうえで、上手に取り入れましょう。また、おしゃぶりは習慣になってしまうので、頼り過ぎはNG。あやしたり、話しかけたり、ベビーとのコミュニケーションが減らないよう気をつけましょう。
ベビーが落ち着いて泣き止んだり、入眠がスムーズになることで育児の負担が軽くなります。
乳児期の口やあごの発達を促すともいわれています。
長く使うとかみ合わせに影響が出るといわれています。遅くても2才半までにはやめましょう。
口の中に入れるものなので特に衛生面には気をつけましょう。こまめな消毒が必要です。
母乳育児をしていても、母乳の出が悪い時や、ママが薬を服用する時、休めない時は
ミルクの出番も。そんな時のために、ミルクのことも知っておきましょう。
母乳は基本的には欲しがるタイミングであげてかまいません。新生児の場合は左右それぞれ5〜10分ずつを目安に飲ませてあげましょう。足りない場合は粉ミルクで補うと良いでしょう。粉ミルクは母乳に比べて消化に時間がかかるので、3時間程度間隔をあけて飲ませるようにしましょう。授乳サイクルは個人差が大きいもの。ベビーの様子やママ自身の体調も見ながら、授乳サイクルをつかんでみてください。
母乳は欲しがるだけあげてOK。授乳間隔はだいたい2~3時間ぐらいです。
生後すぐは吸う力が弱く、飲みながら疲れて眠ってしまうことも。生後3ヵ月頃から左右10〜15分を目安にしましょう。
粉ミルクの場合は3時間以上あけてもOK。夜を粉ミルクに替えるのも一案。
通常の粉ミルク以外にもたくさんの種類があります。どんな種類があるのかを知っておくと、いざという時に安心ですね。それぞれ使用する場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
小さく生まれたベビーは吸う力も弱く哺乳量も少なくなります。少ない哺乳量でも十分な栄養が摂れるように考えられた粉ミルクです。
ミルクアレルギーや大豆アレルギーなど、いろいろな種類のアレルゲンに対応した粉ミルク。病院で診断を受けてから使用します。
牛乳たんぱく質を加水分解した(細かく切った)粉ミルク。家族にアレルギー疾患の人がいる場合に適しています。すでにミルクアレルギーを発症しているベビーは、かかりつけ医に相談してアレルギー用粉ミルクを使用してください。
離乳期に離乳食だけでは不足しがちな栄養素を補うための粉ミルク。9ヵ月以降で、離乳食を1日3回食べるようになってからが目安。
粉ミルクと同じ成分で作られていて、哺乳びんに移し替えたらすぐに飲むことができ、常温保存も可能。衛生的で、外出時や災害時などいざという時にも便利。最近では、紙パック用乳首や缶タイプの液体ミルク用のアタッチメントをつければ、哺乳びんに移し替えずに授乳できるものも販売されています。
粉ミルクと同じ成分で、お湯に溶かす必要がない
外出先で授乳室がなくてもすぐに与えられる
常温保存でき、病気の時や災害時用に備蓄できる
で体調チェック
うんちやおしっこは大切な健康のバロメーター。なにげない毎日のおむつ替えで
ベビーのすこやかな成長を助けることができます。
新生児期〜3ヵ月位までのベビーはうんちもおしっこも頻繁にします。この時期のベビーは母乳かミルクしか飲んでいないので、やわらかいうんちをするのが普通で、おむつ替えも1日10回以上が当たり前。ママもパパも大変です。でも、このおむつ替えはベビーの健康状態をチェックできる機会でもあります。うんちやおしっこの色や状態、ニオイの変化に気づいてあげられるのはママやパパしかいません。おむつ替えで気になることがあったら、かかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医に診てもらうときは、使用済みおむつをジッパー付保存袋に入れて、密封してから持っていくか、難しい場合は写真に残しておくと良いでしょう。
月齢ごとの変化 | |||
---|---|---|---|
うんち | 1日10回近くすることも あります |
1日2回~4回程度 | 離乳食が進むにつれ、うんちは 硬くなり、色も黄色から茶褐色に |
おしっこ | 1日10回~20回程度 1回量はごくわずか |
1日10回~15回程度 | 昼間の回数が減ってきて、 1回の量がぐっと増えてきます |
ただし、排泄物には個人差がありますので、あくまでも目安としてとらえましょう
母乳とミルクでは、うんちの状態も少し違ってきますし、母乳とミルクを併用している場合は、その都度状態が変わることもあります。大切なのは、毎回チェックすること。そうすれば、いつもと違う状態にも気づくことができます。離乳食を食べる前まではあまり大きな変化はありませんが、消化機能が未熟のため、飲み過ぎた時などは、下痢のようになることも。機嫌が良く、熱もなければ問題ないでしょう。いつもと明らかに違う場合は、かかりつけ医にすぐ相談しましょう。うんちの回数が多い時や、汚れがひどい時などは洗面器に貯めたお湯やシャワーでおしりをやさしく洗ってあげると良いでしょう。
出血を伴った赤い便の時はすぐに受診を。腸重積症などの可能性も。
クリームチーズのような白い便はロタウイルスや胆道閉そく症の場合も。
血液が胃酸と混ざって、タール状になっている状態。海苔の佃煮のような色。
赤っぽい色の場合は血液が混ざっている場合も。主治医に相談を。
ツーンとしたニオイが数日間続き、熱があれば尿路感染症の可能性も。
おなかを「の」の字マッサージしてみて。かかりつけ医にも相談を。
監修/柏木 玲一先生 那珂キッズクリニック小児科 院長
ベビーもにっこり
ベビーバスを使ってもく浴をする、インバス方式をレクチャーします。毎日のくり返しの中で慣れていくので、焦らずマスターしていけば大丈夫。
生後1~2ヵ月までのベビーは抵抗力が弱いので大人と同じ湯船でなく、専用のベビーバスでからだを洗ってあげます。これを「もく浴」といいます。ベビーとのスキンシップにもなるので、リラックスして取り組みましょう。慌てないよう、あらかじめ入浴前に必要なものをセットしておくのがポイントです。空腹時や授乳の直後は避けて、生活リズムづくりのため、毎日同じ時間帯に入れましょう。
あらかじめバスタオルを広げてセットし、そばに肌着を広げておきます。服を脱がせたら全身をよく観察し、湿疹やキズなどないか確認。
湯温は38℃〜40℃が適温。もく浴布をかけて、首と脇をしっかり支えながら抱き、ベビーができるだけ驚かないよう、そっと湯船へ。
お湯にひたしたガーゼでベビーの顔を濡らします。泡立てたベビーソープでおでこ、頬、あごをやさしく洗い、きれいなお湯で洗い流します。
お湯にひたしたガーゼで頭をなでるように洗い、流してから、首、脇、おなか、背中、お股の順に洗います。全部で7〜8分で済ませられると理想的。
あらかじめ広げておいたバスタオルの上に寝かせ、もく浴布でこすらないようにやさしく水気を拭きます。首回りや脇の下なども忘れずに。保湿し、手早く肌着を着せてあげましょう。
監修/岩田美也子先生 助産師・いなだ助産院 院長
五感を刺激するおもちゃの特徴
視覚
色・形
ゆらゆら揺れる、赤・白・黒のコントラストのある色調など
聴覚
音
鈴の音、
メリーの音・オルゴールなど
触覚
にぎる
触る
ガラガラ、おきあがりこぼし、つみきなど
味覚
なめる
かじる
歯固め、おしゃぶりなど
臭覚
人や場所
ママのニオイ、外の空気、風、季節、暮らしなど